Outlookなんて介さなくても、直接ケータイとLXでスケジュールシンクロすればいいじゃん、と思いつきます。バッチファイルはサンプルですので、各々の環境に応じて書換えてから利用します。rem LXのAppointmentsとauケータイスケジュールのシンクロ rem auのケータイW32TスケジュールバックアップからLXのAppointmentsへ登録 rem appointmentsデータをコピー copy APPT.ADB APPTOLD.ADB copy A:\_DAT\APPT.ADB rem C:に置いたauケータイスケジュールバックアップデータをコピー for %%F in (C:\SL__000*.VCS) DO copy %%F vcal.dat rem appointmensのデータをCSVへ apptout -a -x appt.adb >appt.csv apptout -e -x appt.adb >>appt.csv rem vCalendarのQUOTED-PRINTABLE複数行連結 perl catqp.pl vcal.dat >vcal.vcs rem auケータイスケジュールバックアップデータをcsvに perl vcal2csv.pl vcal.vcs >vcal.csv rem 差分csv生成au vCalendar to LX perl diffappt.pl appt.csv vcal.csv addlx.csv rem 新adb生成 apptout -x appt.adb -i addlx.csv -o newappt.adb -a rem シンクロ au vCalendar to LX rem \_DATへコピー echo APPT.ADBを更新します。 copy A:\_DAT\APPT.ADB A:\_DAT\APPTOLD.ADB copy NEWAPPT.ADB A:\_DAT\APPT.ADB rem シンクロ LX to au vCalendar dayexec apptout -a -g/YYMM01/ -x appt.adb >appt.csv dayexec apptout -e -g/YYMM01/ -x appt.adb >>appt.csv rem 差分csv生成au LX to vCalendar perl diffappt.pl vcal.csv appt.csv addau.csv perl csv2vcal.pl addau.csv >addappt.vcs rem perl csv2vsc.pl addau.csv copy addappt.vcs c:\ echo auケータイになくてLXにある予定は以下の通りです。 type addau.csv echo 必要があれば、c:\addappt.vcsをauケータイで取り込んで下さい。
シンクロの手順は、まず、ケータイでスケジュールをminiSDにバックアップ、そのminiSDをLXに挿して、A:\PRIVATE\AU\BU\B_SL\SL__000?.VCSのうち最新のタイムスタンプのファイルをC\にコピーします。
このvCalendar形式ファイルC:\ADDAPPT.VCSをケータイ用miniSDをLXに挿してコピーします。コピー先は、A:\PRIVATE\AU_INOUT\です。このAU_INOUTディレクトリがケータイからみた「PCフォルダ」になります。
登録ボタンでケータイカレンダーのスケジュールとして取り込むことができます。
HP100/200LXのAppointmentsの予定をapptoutでcsvにしたファイルから、iPAQ PocketPCで取り込めるvCalendar形式に変換するスクリプトもvcal0104.zipに同梱しています。
HP100LXで登録した予定や、ケータイとシンクロしてLXに登録された予定で、PocketPCにはまだ登録されていない予定を、WindowsPCなしにLX上でPocketPCに登録できるファイル形式に変換できます。
まずは、apptoutでAPPT.ADBからcsvファイルを生成します。テキストエディタでPocketPCに登録したい予定の行だけに編集します。-gオプションで範囲を狭めると登録したい予定を選びやすくなります。apptout -a -x \_DAT\appt.adb -g051201 >appt.csv
できたcsvをPocketPCで取り込めるようvCalendar形式にします。複数予定がある場合、PocketPC側では1ファイル1予定しか取り込めないので、予定の数だけファイルができます。PIM0001.VCS,PIM000.VCS,...といった感じです。どのファイルに何の予定が入っているか分かるようにPIMIDX.TXTという目次替わりのログファイルも生成します。perl csv2vcs.pl pim.csv
vCalendar形式ファイルをSDカード経由などでPocketPCに入れます。そのままタップしても予定の内容が取り込まれずMy Documentsフォルダにmoveされてしまうだけになるので、拡張子をリネームします。
拡張子が小文字の「vcs」になったら、タップしてやればデータの追加ができるようになります。
LXの予定がWindowsPCを介さず無事PocketPCに登録されました。PocketPC2003のiPAQ h4150とWindowsMoblie5.0のiPAQ rx1950で動作確認をしました。