*************************************************************************** ** ** ** ソフトウェア解説書 ** ** ** ** サウンドカード PRO ドライバ V1.0 ** ** ** ** Copyright (C) 松下電器産業株式会社 1995, 1996 ** ** ** *************************************************************************** このドキュメントは、製品の取り扱い、ご使用に際して特に注意すべき事項、 参考となる情報などを記述したものです。 目次 ---- 1.概要 2.注意事項 3.サウンドカード PRO イネーブラの仕様 3.1 DOS/Vマシンについて 3.2 PC−98シリーズについて 4.VOLUME.EXE 5.DOSVOL.EXE 6.INSTALL.EXE 7.WAVEテーブル音源とFM音源の変換 8.サウンドカード PRO デバイスドライバの削除/追加 9.Windows95上での使用方法について 9.1 PC カード(PCMCIA):32ビットでの使用 9.2 PC カード(PCMCIA):MS-DOS互換モード(32ビットサポートオフ)での使用 9.3 MS-DOS 上でのアプリケーション使用 1.概要 サウンドカード PROは、PCMコーディック機能による録音/再生機能と WAVEテーブル方式の音源によるMIDIデータの再生機能を持っています。 WAVEテーブル方式の音源を用いることにより、従来のFM音源に比べ、 MIDIデータの再生がより高音質で実現できます。また、FM音源でのMIDI データの再生も可能です。 サウンドカード PROは、Microsoft Windows V3.1 でサポートしているサウ ンド機能(PCMコーディック/MIDIなど)に完全に準拠しています。以 下では、サウンドカード PROと、サウンド機能をサポートした市販のアプリ ケーションとの互換性について説明します。 (1) Microsoft Windows 上での互換性について サウンドカード PROをインストールすることにより、各アプリケーショ ンが表記している”対応するサウンドボード”には依存することなく、 MPC用または、Microsoft Windows V3.1 用のサウンド機能を用いたアプ リケーションを実行することができます。すなわち、Sound Blaster, Windows Sound System, Ad-Lib などに対応したアプリケーションの実行が 可能です。 (2) MS-DOS 上での互換性について DOS/V マシンでサウンドカード PROを使用している場合は、Ad-Lib の FM シンセサイザとの互換性があります。したがって、MS-DOS 上のアプリ ケーション(ゲームソフトなど)を実行する場合には、使用するボードと して Ad-Lib を選択してください。また、PC-98 シリーズ専用の MS-DOS アプリケーション(ゲームソフトなど)には、対応していませんのでご注 意ください。 2.注意事項 本解説書では、以下の機種を「PC-9821Np より古い機種」と呼びます。 NEC PC-9821Ne, PC-9801NX/C, NS/A, NL/R また、これ以外の PC-98 シリーズの機種を「NECのカードサービス添付機種」 と呼びます。 (1) サウンドカード PRO イネーブラ:SCPROENB.COM を常駐させると解放す ることができません。 ただし、PC-9821Np より古い機種でご使用になる場合、SCPROENB.COM は常 駐しません。 (2) サウンドカード PROの抜き差しは、必ずコンピュータ本体の電源をオフ にした後に行ってください。なお、Microsoft Windows V3.1 を立上げると きにサウンドカード PROが装着されていないと、サウンド機能を使用す ることができません。 ただし、PC-9821Np より古い機種でご使用になる場合は、SCPROENB.COM を 実行してからサウンドカード PROの抜き差しを行わないでください。サ ウンドカード PROの抜き差しを行うと、それ以降サウンドカード PRO を使用することができません。 このようなときはシステムの再立上げを行ってください。 (3) サウンドカード PROを使用中(再生/録音中)にコンピュータ本体の電 源がオフの状態にならないよう注意してください。もし、電源オフになっ た場合レジューム機能を用いて電源オンの状態にすると正常に動作しない 場合があります。 このようなときはシステムの再立上げを行ってください。 (4) Microsoft Windows V3.1 上のサウンド機能を使用するアプリケーションが 起動している状態(但し、再生/録音中でないとき)で、コンピュータ本 体の電源をオフにした後、レジューム機能を用いて電源オンの状態にした 場合、音声が出力されない、音質が悪くなる等、正常に動作しない場合が あります。このようなときは、アプリケーションを一旦終了した後、再起 動してください。 (5) サウンドカード PROを使用するためには、CPU: i486TM SX 20MHz 以上、 メモリ: 8Mバイト以上を実装しているコンピュータが必要です。 (6) サウンドカード PROはコンピュータ本体の性能(CPU、クロック周波数 等)により、サウンド機能が制限されます。実行速度が遅いコンピュータ では、PCMコーディック機能を使用する際、サンプリング周波数を低く する等の設定を行ってください。 (7) Microsoft Windows V3.1 上でサウンド機能を持つアプリケーションを使用 する以外に複数のアプリケーションを実行すると、本体 CPU に負荷がかか り、音切れ、音飛びが発生することがあります。 (8) DOS/V マシンで提供されているサスペンド/レジューム機能を使用するた めには、CONFIG.SYS ファイルに POWER.EXE を設定したうえで、Microsoft Windows V3.1 を "DOS/V System with APM" モードでインストールしてお く必要があります。詳細は、それぞれのマニュアルを参照してください。 また、PC-98 シリーズで提供されているサスペンド/レジューム機能を使 用するためには、98NOTEメニューでレジューム機能を「使用する」 に設定しておく必要があります。詳細は、それぞれのマニュアルを参照し てください。 ただし、PC-9821Np より古い機種でご使用になる場合、サスペンド/レジ ューム機能を実行すると、それ以降サウンドカード PROを使用すること ができません。 このようなときはシステムの再立上げを行ってください。 (9) サスペンド中にサウンドカード PROの抜き差しを行うと、コンピュータ 本体内蔵スピーカからの音が出力されない場合があります。 (10) サウンドカード PROを装着し、サウンドカード PRO イネーブラ: SCPROENB.COM を実行すると、パソコン本体から出力されるサウンドカード PRO以外の音(本体ビープ音、モデムカードからの信号音など)が小さ くなることがあります。 このような場合には、/Sオプションを設定してください。(/Sオプシ ョンについては、本解説書の「3.サウンドカード PRO イネーブラの 仕様 」 (1)設定方法 を参照してください。) (11) DOS/V マシン上で、Ad-Lib 対応の MS-DOS アプリケーション(ゲームソフ トなど)を実行する場合には、サウンドカード PRO イネーブラ: SCPROENB.COM をオプション /M388 に設定して実行してください。(/M オプションについては、本解説書の「3.サウンドカード PRO イネー ブラの仕様 」(1)設定方法 を参照してください。) (12) PC-98 シリーズでご使用になる場合、CONFIG.SYS ファイルの記述を下の例 を参考に修正してください。 「CONFIG.SYS の記述例」 +--------------------------------------+ | PC-9821Np より古い機種の場合 | +--------------------------------------+ ・・・・・・・ DEVICE=A:\WINDOWS\HIMEM.SYS ・・・・・・・ DEVICEHIGH=A:\DOS\SSDRV.SYS DEVICEHIGH=A:\DOS\CARDSET.SYS ・・・・・・・ +--------------------------------------------+ | NEC のカードサービス添付機種の場合 | +--------------------------------------------+ ・・・・・・・ DEVICE=A:\WINDOWS\HIMEM.SYS DEVICE=A:\WINDOWS\EMM386.EXE /P=64 /UMB /E=DC00-DFFF DEVICEHIGH=A:\DOS\SSDRV.SYS DEVICEHIGH=A:\DOS\CS.EXE DEVICEHIGH=A:\DOS\CSALLOC.EXE A:\DOS\CSALLOC.INI ・・・・・・・ (13) サードパーティ製メモリ管理ドライバをご使用になる場合、必ず PCMCIAド ライバ使用の UMB領域を確保する設定( MS-DOS に標準添付されている EMM386.EXE の X= オプション[DOS/Vマシン]、/E オプション[PC-98シリー ズ]に相当 )を行ってください。詳細についてはサードパーティ製拡張メ モリのマニュアルを参照してください。 なお、設定ができない場合、MS-DOS に標準添付されている EMM386.EXE を 使用してください。 (14) パソコン本体にサウンド機能の付いている機種で、サウンドカード PRO を使用される場合には、これらの機能をディスエーブルにしてください。 設定方法については、パソコン本体のマニュアルを参照してください。以 下に、IBM ThinkPad 230, DynaBook SS450, 及び NEC PC-9821Np, Nf での インストール方法を示します。 +---------------------------------+ | IBM ThinkPad 230 の場合 | +---------------------------------+ 1) サウンドカード PROのインストールプログラム:SETUP.EXEを用いて、 サウンドカード PROのドライバをインストールする。 2) Windows にプレインストールされている "ThinkPad機能設定" の "シス テム" を起動し、 "詳細情報" の "セットアップ" にて「オーディオ装 置を使用しない」にチェックする。 3) SYSTEM.INI の [386Enh]フィールドの device=vwavedec.386 をコメントにする(その行の先頭にセミコロンを付ける)。 4) マシンを再起動する。 +---------------------------------------+ | TOSHIBA DynaBook SS450 の場合 | +---------------------------------------+ 1) サウンドカード PROのインストールプログラム:SETUP.EXEを用いて、 サウンドカード PROのドライバをインストールする。 2) SYSTEM.INI の [386Enh]フィールドの device=vsndsys.386 をコメントにする(その行の先頭にセミコロンを付ける)。 3) セットアップディスク内 SETUPJ.COM を用いて、サウンド・システムを 「無効」に設定する。 4) マシンを再起動する。 +----------------------------------+ | NEC PC-9821Np, Nf の場合 | +----------------------------------+ 1) サウンドカード PROのインストールプログラム:SETUP.EXEを用いて、 サウンドカード PROのドライバをインストールする。 2) SYSTEM.INI の [386Enh]フィールドの device=vpcmd.386 をコメントにする(その行の先頭にセミコロンを付ける)。 3) 98NOTEメニューを用いて、サウンドを「使用しない」に設定する。 4) マシンを再起動する。 3.サウンドカード PRO イネーブラの仕様 インストールプログラム:SETUP.EXE を実行すると起動ドライブのルートデ ィレクトリの AUTOEXEC.BAT にサウンドカード PRO イネーブラ: SCPROENB.COM が組み込まれます。 3.1 DOS/Vマシンについて (1) 設定方法 このサウンドカード PRO イネーブラには、以下に示すような4つのオ プションを付加することができます。 C:\SCPRO\SCPROENB /W530 /M388 /I9 /S ← AUTOEXEC.BAT 内での記述 これら4種類のオプションの意味と、設定可能な値を以下に示します。こ れらの中から、各システムにしたがって、最適な値を選択し、設定してく ださい。 "/W" オプション [意 味] PCMコーディック機能が使用する I/O 空間の開始アド レスを指定します。 [設定可能値] 530, 604, E80, F40 [備 考] このオプションで指定した I/Oアドレスから 10バイトを 使用します。 "/M" オプション [意 味] WAVEテーブル/FM音源機能が使用する I/O 空間の 開始アドレスを指定します。 [設定可能値] 380, 388 [備 考] このオプションで指定した I/Oアドレスから 6バイトを 使用します。 "/I" オプション [意 味] 使用する割り込みチャンネルを指定します。 [設定可能値] 7, 9, 10, 11 また、これらオプションが指定されなかったり、正しい値が設定されなか った場合のデフォルト値を以下に示します。 PCMコーディック機能 I/O 空間の開始アドレス 〜 530h WAVEテーブル/FM音源機能 I/O 空間の開始アドレス 〜 388h 割込チャンネル 〜 9 "/S" オプション [意 味] コンピュータ本体内蔵スピーカからの出力機能を持たな くなります。 (2) メッセージ一覧 [正しく設定できたとき] <日本語> Sound Card PRO イネーブラ (P) V1.0 L12 IO Port: 530, 388 IRQ Channel: 9 Copyright (C) 松下電器産業株式会社 1995 <英語> Sound Card PRO Enabler (P) V1.0 L12 IO Port: 530, 388 IRQ Channel: 9 Copyright (C) Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 1995     [正しく設定できたが、サウンドカード PROが挿入されていないとき] <日本語> Sound Card PRO イネーブラ (P) V1.0 L12 IO Port: 530, 388 IRQ Channel: 9 Copyright (C) 松下電器産業株式会社 1995 Sound Card PRO が挿入されていません。Sound Card PRO を挿入 してください。 <英語> Sound Card PRO Enabler (P) V1.0 L12 IO Port: 530, 388 IRQ Channel: 9 Copyright (C) Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 1995 There is no Sound Card PRO. Insert Sound Card PRO. [オプションが誤って設定されたとき] <日本語> オプションの設定が誤りです。 Sound Card PRO イネーブラ (P) V1.0 L12 IO Port: 530, 388 IRQ Channel: 9 Copyright (C) 松下電器産業株式会社 1995 <英語> OPTION ERR. Sound Card PRO Enabler (P) V1.0 L12 IO Port: 530, 388 IRQ Channel: 9 Copyright (C) Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 1995 [オプションで指定した I/O または IRQ の設定ができなかった場合] <日本語> Sound Card PRO イネーブラ (P) V1.0 L12 IO Port: 530, 388 (F40 は設定できません) (380 は設定できません) IRQ Channel: 9 ( 7 は設定できません) Copyright (C) 松下電器産業株式会社 1995 <英語> Sound Card PRO Enabler (P) V1.0 L12 IO Port: 530, 388 ( You can not set F40) ( You can not set 380) IRQ Channel: 9 ( You can not set 7) Copyright (C) Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 1995 [サウンドカード PROで使用できる IRQ が全て設定できなかった場合] <日本語> Sound Card PRO の設定に失敗しました。 設定可能な IRQ がありません。 現在使われている IRQ をチェックしてください。 <英語> Sound Card PRO can not set up. There is no available IRQ. Check using IRQ. [サウンドカード PROで使用できる I/O が全て設定できなかった場合] <日本語> Sound Card PRO の設定に失敗しました。 設定可能な IO がありません。 現在使われている IO をチェックしてください。 <英語> Sound Card PRO can not set up. There is no available IO. Check using IO. [サウンドカード PRO イネーブラが実行済のとき] <日本語> 既にSound Card PRO イネーブラが常駐しています。 <英語> Sound Card PRO Enabler is permanently resident. [サウンドカード PRO イネーブラがカードサービスに 登録できなかった場合] <日本語> Sound Card PRO の設定に失敗しました。 カードサービスに登録できませんでした。 <英語> Sound Card PRO can not setup. Sound Card PRO can not register in Card Services. [カードサービス/ソケットサービスがインストールされていないとき] <日本語> Sound Card PRO の設定に失敗しました。 カードサービス/ソケットサービスがインストールされていませ ん。 正しいカードサービス/ソケットサービスをインストールしてく ださい。 <英語> Sound Card PRO can not set up. Card Services or Socket Services not installed. Install correct Card Services or Socket Services. [カードサービスのレベルが異なる場合] <日本語> Sound Card PRO の設定に失敗しました。 カードサービスのレベルが異なります。 正しいカードサービスをインストールしてください。 <英語> Sound Card PRO can not set up. Card Services Level is different. Install correct Card Services. [カード設定時にエラーになった場合] <日本語> Sound Card PRO の設定に失敗しました。 カード設定時にエラーが発生しました。 再起動してください。 <英語> Sound Card PRO can not set up. Error is occured in setting Sound Card PRO. To restore, press Alt-Ctrl-Del to reboot. [他のエラーにより設定ができなかった場合] <日本語> Sound Card PRO の設定に失敗しました。 再起動してください。 <英語> Sound Card PRO can not set up. To restore, press Alt-Ctrl-Del to reboot. (注)サウンドカード PRO イネーブラ:SCPROENB.COM を実行した後、 サウンドカード(CF-VEW211P, 211P-A)イネーブラ:SCENABLE.COM を実行すると、「既にサウンドカードイネーブラが常駐しています。」 というメッセージが表示されますが、この場合サウンドカード (CF-VEW211P, 211P-A)を使用することはできません。 3.2 PC−98シリーズについて (1) 設定方法 このサウンドカード PRO イネーブラには、以下に示すような3つのオ プションを付加することができます。 A:\SCPRO\SCPROENB /M388 /I5 /S ← AUTOEXEC.BAT 内での記述 これら3種類のオプションの意味と、設定可能な値を以下に示します。こ れらの中から、各システムにしたがって、最適な値を選択し、設定してく ださい。 "/M" オプション [意 味] WAVEテーブル/FM音源機能が使用する I/O 空間の 開始アドレスを指定します。 [設定可能値] 380, 388 [備 考] サウンドカード PROでは、このオプションで指定した I/O アドレスから 6バイトと、F40h 〜 F49h までの 10 バイトの I/Oを使用します。 "/I" オプション [意 味] 使用する割り込みチャネルを指定します。 [設定可能値] 3, 5, 6, 10, 12 また、これらオプションが指定されなかったり、正しい値が設定されなか った場合のデフォルト値を以下に示します。 PCMコーディック機能 I/O 空間の開始アドレス 〜 F40h WAVEテーブル/FM音源機能 I/O 空間の開始アドレス 〜 388h 割込チャネル 〜 5 "/S" オプション [意 味] コンピュータ本体内蔵スピーカからの出力機能を持たな くなります。 (2) メッセージ一覧 +--------------------------------------+ | PC-9821Np より古い機種の場合 | +--------------------------------------+ [正しく設定できたとき] Sound Card PRO イネーブラ (SS) V1.0 L11 IO Port: F40, 388 IRQ Channel: 5 Copyright (C) 松下電器産業株式会社 1995     [サウンドカード PROが挿入されていないとき] Sound Card PRO が挿入されていません。 Sound Card PRO を挿入し、再起動してください。 [オプションが誤って設定されたとき] オプションの設定が誤りです。 Sound Card PRO イネーブラ (SS) V1.0 L11 IO Port: F40, 388 IRQ Channel: 5 Copyright (C) 松下電器産業株式会社 1995 [オプションで指定した IRQ の設定ができなかった場合] Sound Card PRO イネーブラ (SS) V1.0 L11 IO Port: F40, 388 IRQ Channel: 5 ( 3 は設定できません) Copyright (C) 松下電器産業株式会社 1995 [サウンドカード PROで使用できる IRQ が全て設定できなかった場合] Sound Card PRO の設定に失敗しました。 設定可能な IRQ がありません。 現在使われている IRQ をチェックしてください。 [オプションで指定した I/O が設定できなかった場合] Sound Card PRO の設定に失敗しました。 現在使われている IO をチェックしてください。 [ソケットサービスがインストールされていないとき] Sound Card PRO の設定に失敗しました。 ソケットサービスがインストールされていません。 正しいソケットサービスをインストールしてください。 [対応しないソケットサービスがインストールされているとき] Sound Card PRO の設定に失敗しました。 ソケットサービスが異なります。 正しいソケットサービスをインストールしてください。 [カードサービスがインストールされているとき] Sound Card PRO の設定に失敗しました。 カードサービスが組み込まれています。 専用のソケットサービスを組み込み、再起動してください。 [他のエラーにより設定ができなかった場合] Sound Card PRO の設定に失敗しました。 再起動してください。 (注1)PC-9821Np より古い機種については、サウンドカード PROはPC カードサポートソフトウェアでは動作しません。パソコン本体に添付 しているカードサポートソフトウェアをインストールしてください。 (注2)PC-9821Np より古い機種については、サウンドカード PRO イネー ブラ:SCPROENB.COM で指定された I/O ポートが使用不可能な場合、 自動的に再設定を行いません。このようなときは、/M オプションで設 定を変更し、システムの再立上げを行ってください。 (注3)サウンドカード PRO イネーブラ:SCPROENB.COM を実行した後、サ ウンドカード(CF-VEW211P, 211P-A)イネーブラ:SCENABLE.COM また は、サウンドカード98(CF-VEW213P)イネーブラ:SC98ENB.COM を実 行すると、サウンドカード PRO イネーブラ SCPROENB.COM の設定 は無効になります。 +--------------------------------------------+ | NEC のカードサービス添付機種の場合 | +--------------------------------------------+ [正しく設定できたとき] Sound Card PRO イネーブラ (98) V1.0 L12 IO Port: F40, 388 IRQ Channel: 5 Copyright (C) 松下電器産業株式会社 1995     [正しく設定できたが、サウンドカード PROが挿入されていないとき] Sound Card PRO イネーブラ (98) V1.0 L12 IO Port: F40, 388 IRQ Channel: 5 Copyright (C) 松下電器産業株式会社 1995 Sound Card PRO が挿入されていません。Sound Card PRO を挿入 してください。 [オプションが誤って設定されたとき] オプションの設定が誤りです。 Sound Card PRO イネーブラ (98) V1.0 L12 IO Port: F40, 388 IRQ Channel: 5 Copyright (C) 松下電器産業株式会社 1995 [オプションで指定した IRQ の設定ができなかった場合] Sound Card PRO イネーブラ (98) V1.0 L12 IO Port: F40, 388 IRQ Channel: 5 ( 3 は設定できません) Copyright (C) 松下電器産業株式会社 1995 [サウンドカード PROで使用できる IRQ が全て設定できなかった場合] Sound Card PRO の設定に失敗しました。 設定可能な IRQ がありません。 現在使われている IRQ をチェックしてください。 [サウンドカード PROで使用できる I/O が全て設定できなかった場合] Sound Card PRO の設定に失敗しました。 設定可能な IO がありません。 現在使われている IO をチェックしてください。 [サウンドカード PRO イネーブラが実行済のとき] 既に Sound Card PRO イネーブラが常駐しています。 [サウンドカード PRO イネーブラがカードサービスに 登録できなかった場合] Sound Card PRO の設定に失敗しました。 カードサービスに登録できませんでした。 [カードサービス/ソケットサービスがインストールされていないとき] Sound Card PRO の設定に失敗しました。 カードサービス/ソケットサービスがインストールされていませ ん。 正しいカードサービス/ソケットサービスをインストールしてく ださい。 [カードサービスのレベルが異なる場合] Sound Card PRO の設定に失敗しました。 カードサービスのレベルが異なります。 正しいカードサービスをインストールしてください。 [カード設定時にエラーになった場合] Sound Card PRO の設定に失敗しました。 カード設定時にエラーが発生しました。 再起動してください。 [他のエラーにより設定ができなかった場合] Sound Card PRO の設定に失敗しました。 再起動してください。 (注1)NEC のカードサービス添付機種については、サウンドカード PRO が使用できる資源を設定する必要があります。通常は、インストール プログラム:SETUP.EXE が資源の設定を行いますが、A:\DOS のパスに CSALLOC.INI が存在しない場合は、カード環境設定ユーティリティ: CONFIG.EXE でサウンドカード PRO イネーブラのオプションに従 い、I/Oポート:0388-038F、あるいは 0380-0387 を追加設定してく ださい。 詳細は、PC-98シリーズに添付しているPCカードサポートソフトウ ェアマニュアルを参照してください。 (注2)サウンドカード PRO イネーブラ:SCPROENB.COM を実行した後、 サウンドカード(CF-VEW211P, 211P-A)イネーブラ:SCENABLE.COM を実行すると、「既にサウンドカードイネーブラが常駐しています。」 というメッセージが表示されますが、この場合サウンドカード (CF-VEW211P, 211P-A)を使用することはできません。 4.VOLUME.EXE VOLUME.EXE は再生/録音時の入出力制御、及びボリューム調整を行うユー ティリティです。以下に VOLUME.EXE の使い方を説明します。 (1) Microsoft Windows V3.1 のファイルマネージャを用いて、本プログラムを 起動してください。 (2) ボタン、スクロールバーの内容、操作方法について 1.Output : インターフェースボックスからの出力、及びコンピュータ本 体からの出力音量を制御します。LINE, WAVE, SYNTH 共にス クロールバーを min の方向に移動させると出力レベルが小さ くなり、max の方向に移動させると出力レベルが大きくなり ます。 LINE : LINE IN から入力している音声の出力レベルを設定できます。 WAVE : WAVEデータ再生の出力レベルを設定できます。 SYNTH : MIDIデータ再生の出力レベルを設定できます。 2.Input : インターフェースボックスからの入力音量を制御します。LINE, MIC 共にスクロールバーを min の方向に移動させると入力レ ベルが小さくなり、max の方向に移動させると入力レベルが 大きくなります。LINE と MIC の入力レベルは独立に設定で きます。 LINE : LINE IN からの入力レベルを設定できます。 MIC : MIC からの入力レベルを設定できます。 3.top most: チェックボックスをチェックしておくと、VOLUME.EXE のウィ ンドウを常に他アプリケーションウィンドウよりも前面に表 示します。 4.close : VOLUME.EXE プログラムを終了します。 5.DOSVOL.EXE DOSVOL.EXE は、DOS/V マシンで Ad-Lib 互換のアプリケーションを実行す る際に、MS-DOS のコマンドラインからボリューム調整を行うためのユーテ ィリティです。DOSVOL.EXE は以下に示すようなオプションを付加すること により、ボリュームを設定することができます。 C:\SCPRO\DOSVOL /L15 /R15 これらのオプションの意味と、設定可能な値を以下に示します。 "/L" オプション [意 味] 左出力値を設定します。 [設定可能値] 0 〜 31 [備 考] 設定値が大きいほど音量は大きくなります。 このオプションだけでは、右出力値は設定されません。 "/R" オプション [意 味] 右出力値を設定します。 [設定可能値] 0 〜 31 [備 考] 設定値が大きいほど音量は大きくなります。 このオプションだけでは、左出力値は設定されません。 "/V" オプション [意 味] 左右出力値を設定します。 [設定可能値] 0 〜 31 [備 考] 設定値が大きいほど音量は大きくなります。 /L, /R オプションと同時に指定された場合、/V オプシ ョンの値が優先されます。 6.INSTALL.EXE INSTALL.EXE は DOS/V マシンで MS-DOS のコマンドラインから、起動ドラ イブのルートディレクトリの AUTOEXEC.BAT に、サウンドカード PRO イネーブラ:SCPROENB.COM をインストールするプログラムです。 以下に INSTALL.EXE の使い方を説明します。 (1) MS-DOS コマンドラインから、本プログラムを起動してください。 (2) インストール項目について 1.Installation. サウンドカード PRO イネーブラ:SCPROENB.COM をインストールし ます。 2.Set I/O port and IRQ channel. (Editing of 'AUTOEXEC.BAT') AUTOEXEC.BAT にインストールされているサウンドカード PRO イネ ーブラ:SCPROENB.COM のオプション (I/O, IRQ) を変更します。 7.WAVEテーブル音源とFM音源の変換 Windows上でMIDIデータを再生する場合、コントロールパネル内の [OPL4 Synth] コマンドを選択し、"Synthesis Type" メニューを操作する ことにより、WAVEテーブル音源とFM音源を変更することができます。 詳細については、 [OPL4 Synth] コマンドの "ヘルプ" を参照してくださ い。(Windows95 の場合、インストールディスク内のルートディレクトリ にあるヘルプファイル(scpro.hlp)を選択してください。) 8.サウンドカード PRO デバイスドライバの削除/追加 Windows上でサウンドカード PRO を使用しない場合、コントロールパネ ル内の [ドライバ] コマンドを選択することにより、サウンドカード PRO デバイスドライバを「組み込まれているドライバ」から削除するこ とができます。 また、削除したデバイスドライバを「組み込まれているドライバ」に追加 することもできます。デバイスドライバの削除、追加は下記の手順で行っ てください。 +--------------------------------+ | デバイスドライバの削除 | +--------------------------------+ (1) コントロールパネル内 [ドライバ] コマンドを選択 (2) [ Panasonic Sound Card PRO ] にカーソルを合わせ、"削除" を選択 (3) "再起動する" を選択し、システムを再起動する。 +--------------------------------+ | デバイスドライバの追加 | +--------------------------------+ (1) コントロールパネル内 [ドライバ] コマンドを選択 (2) "追加" を選択し、「一覧にない、または更新されたドライバ」を選択 (3) OEMSETUP.INF の存在するパスを指定 1) サウンドカード PRO ドライバがインストールされているパスを 指定する場合 ・例 C:\SCPRO 2) インストールディスクのパスを指定する場合 ・DOS/V マシンの例 A:\DOSV ・PC-9821Np より古い機種の例 C:\1S98 ・NEC のカードサービス添付機種の例 C:\PC98 (4) [ Panasonic Sound Card PRO ] を選択 (5) "現在のものを使う" を選択し、ドライバの情報を確認 なお、(3)でインストールディスクのパスを指定した場合、"新しく組 み込む" を選択することができます。これを選択すると、インストー ルディスクからドライバファイルがコピーされます。なお、"midimap. cfgドライバの入ったディスクを挿入してください"のメッセージが表 示された際は、インストールディスクのルートディレクトリのパスを 指定してください。それ以外は、(3) の 2) のパスを指定してくださ い。 (6) "再起動する" を選択し、システムを再起動する。 なお、詳細については [ドライバ] コマンドの "ヘルプ"、あるいは Windows のマニュアルを参照してください。 9.Windows95上での使用方法について Windows95上でサウンドカード PRO を使用する場合は、以下の手順に従 って設定を行ってください。 (設定を行う前に、必ず「コントロールパネル」内の「システム」を起動し て、「パフォーマンス」内のPCカードの状態を確認してください。) 9.1 PC カード(PCMCIA):32ビットでの使用 (1) 既に PC カード(PCMCIA):MS-DOS互換モードで、サウンドカード PRO を使用している場合は、あらかじめ以下の手順で環境ファイルを編集 し、システムを「PC カード(PCMCIA):32ビット」に設定する必要があ ります。 1. AUTOEXEC.BAT の編集 AUTOEXEC.BAT に記述されているサウンドカード PRO イネー ブラをコメントアウトしてください。 例: C:\SCPRO\SCPROENB.COM ↓ REM C:\SCPRO\SCPROENB.COM ~~~ 2. SYSTEM.INIの編集(WINDOWSのディレクトリにある。) [drivers]セクションを以下のように変更 例: [drivers] [drivers] ・・・ ・・・ ;wave=mmsystem.dll wave=mmsystem.dll ;midi=mmsystem.dll → midi=mmsystem.dll wave=scpro.drv ・・・ midi=scpro.drv aux=scpro.drv mixer=scpro.drv ・・・ 3. PC カードの状態を32ビットサポートに変更 32ビットサポートへの変更については、Windows95のヘルプを 参照してください。 (2) パソコン本体の電源を切った状態で、サウンドカード PRO をPC カードスロットに装着 (3) Windows95を起動 (4) サウンドカード PRO のインストールディスクをFDドライブに挿 入 (5) [ハードウェアの製造元が提供するドライバ] を選択 (6) [フロッピーディスクからインストール] ウィンドウ上から DOS/Vマシンの例 : ~~~~~~~~~~~~~~~~~ A:\SNDW95\DOSV PC98シリーズ NECのカードサービス添付機種の例 : ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ B:\SNDW95\PC98 と入力し、[OK] を選択 (7) ドライバ等のインストール終了後、サウンドカード PRO がセット アップされ、使用可能状態になります。(タスクバーにカードのアイ コンが表示されます。) (8) 本体内蔵スピーカ出力のオン/オフの設定について 1. 「コントロールパネル」内の「システム」を起動 2. デバイスマネージャーで「サウンド・ビデオ、およびゲームの コントローラ」の下の「Panasonic Sound Card PRO」にカーソル を合わせ、プロパティを選択 3. 「Setting」を選択 4. "Use inside speaker"のチェックボックスをチェックすると本 体内蔵スピーカからの出力がオンに設定されます。 (注)PC-9821Np より古い機種については、「PC カード(PCMCIA):32ビット」 では動作しません。「PC カード(PCMCIA):MS-DOS互換モード」で使用 してください。 9.2 PC カード(PCMCIA):MS-DOS互換モード(32ビットサポートオフ)での使用 (1) Windows95を起動した状態で「コントロールパネル」を開き、「シス テム」を起動 (2) 「システム」のデバイスマネージャで、PCMCIAソケット内のデバイス を削除し、PCMCIAソケットが存在しないように設定(このとき、「シ ステム」のパフォーマンスを見ると、PCカードの部分で「PCMCIAソケ ットはインストールされていません」、あるいは「MS-DOS互換モード」 になっている。) DOS/Vマシンの例 : PCIC または互換 PCMCIA コントローラ を削除 PC98シリーズの例 : NEC PCMCIA controller を削除 (3) マシンを再起動し、MS-DOSで立ち上げて(マシン起動時に F8キーを押 し、「コマンドプロンプトのみ」、あるいは「command prompt only」 を起動)以下のファイル(CONFIG.SYS, AUTOEXEC.BAT)の編集を行う。 (4) CONFIG.SYSの編集 以下の例に従って、MS-DOS上でのソケットサービス、カードサービス をロードできるように設定してください。 DOS/Vマシンの例 : ~~~~~~~~~~~~~~~~~ REM - by PC Card (PCMCIA) wizard - DEVICE=C:\ICCARD\IBMDSS01.SYS REM - by PC Card (PCMCIA) wizard - DEVICE=C:\ICCARD\IBMDOSCS.SYS ↓ DEVICE=C:\ICCARD\IBMDSS01.SYS DEVICE=C:\ICCARD\IBMDOSCS.SYS PC98シリーズ NECのカードサービス添付機種の例 : ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ REM - by PC Card (PCMCIA) wizard - DEVICEHIGH=A:\DOS\SSDRV.SYS REM - by PC Card (PCMCIA) wizard - DEVICEHIGH=A:\DOS\CS.EXE REM - by PC Card (PCMCIA) wizard - DEVICEHIGH=A:\DOS\CSALLOC.EXE A:\DOS\CSALLOC.INI REM - by PC Card (PCMCIA) wizard - DEVICEHIGH=A:\DOS\CARDID.EXE A:\DOS\CARDID.INI ↓ DEVICEHIGH=A:\DOS\SSDRV.SYS DEVICEHIGH=A:\DOS\CS.EXE DEVICEHIGH=A:\DOS\CSALLOC.EXE A:\DOS\CSALLOC.INI DEVICEHIGH=A:\DOS\CARDID.EXE A:\DOS\CARDID.INI *PC98シリーズ NECのカードサービス添付機種の場合、CONFIG.EXEを 用いてI/Oポート(380-387 or 388-38F)の資源が設定されているか 確認してください。設定されていない場合は、PC98シリーズに添付 の「PCカードサポートソフトウェアマニュアル」を参照して設定を 行ってください。 上記の例の場合は、A:\DOS ディレクトリ内にあるCONFIG.EXEを使用 して設定してください。 PC98シリーズ PC9821Npより古い機種の例 : ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ REM - by PC Card (PCMCIA) wizard - DEVICEHIGH=A:\DOS\SSDRV.SYS REM - by PC Card (PCMCIA) wizard - DEVICEHIGH=A:\DOS\CARDSET.SYS ↓ DEVICEHIGH=A:\DOS\SSDRV.SYS DEVICEHIGH=A:\DOS\CARDSET.SYS (5) AUTOEXEC.BATの編集 AUTOEXEC.BAT にサウンドカード PRO イネーブラが記述されている かを確認してください。 例: C:\SCPRO\SCPROENB.COM また、SCPROENB.COM が存在することを確認してください。存在しない 場合、添付FD内の SCPROENB.COM をコピーしてください。 DOS/Vマシンの例 : ~~~~~~~~~~~~~~~~~ COPY A:\DOSV\SCPROENB.COM C:\SCPRO\SCPROENB.COM PC98シリーズ NECのカードサービス添付機種の例 : ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ COPY B:\PC98\SCPROENB.COM A:\SCPRO\SCPROENB.COM PC98シリーズ PC9821Npより古い機種の例 : ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ COPY B:\1S98\SCPROENB.COM A:\SCPRO\SCPROENB.COM (6) SYSTEM.INIの編集(WINDOWSのディレクトリにある。) [boot]セクションにmsmixmgr.dllを追加 例: [boot] ・・・ drivers=mmsystem.dll power.drv msmixmgr.dll ・・・ ^^^^^^^^^^^^ [drivers]セクションを以下のように変更 例: [drivers] [drivers] ・・・ ・・・ wave=mmsystem.dll ;wave=mmsystem.dll midi=mmsystem.dll → ;midi=mmsystem.dll ・・・ wave=scpro.drv midi=scpro.drv aux=scpro.drv mixer=scpro.drv ・・・ また、SCPRO.DRV が WINDOWS のインストールされているディレクトリ の SYSTEM のディレクトリに存在することを確認してください。 DOS/Vマシンの例 : ~~~~~~~~~~~~~~~~~ COPY A:\DOSV\SCPRO.DRV C:\WINDOWS\SYSTEM\SCPRO.DRV PC98シリーズ NECのカードサービス添付機種の例 : ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ COPY B:\PC98\SCPRO.DRV A:\WINDOWS\SYSTEM\SCPRO.DRV PC98シリーズ PC9821Npより古い機種の例 : ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ COPY B:\1S98\SCPRO.DRV A:\WINDOWS\SYSTEM\SCPRO.DRV (7) WINDOWS がインストールされているディレクトリの SYSTEM のディレ クトリ内にある MSMIXMGR.DLL を他のファイル名で保存し、サウンド カード PRO 添付FD内の MSMIXMGR.DLL をこのディレクトリにコピ ーする。 DOS/Vマシンの例 : COPY C:\WINDOWS\SYSTEM\MSMIXMGR.DLL C:\WINDOWS\SYSTEM\MSMIXMGR.SND COPY A:\MSMIXMGR.DLL C:\WINDOWS\SYSTEM\MSMIXMGR.DLL (8) マシンを再起動し、Windows95を立ち上げる。 9.3 MS-DOS 上でのアプリケーション使用 (1) 既にMS-DOSアプリケーションがインストールされている場合 ゲーム等、Ad-libボード用のMS-DOSアプリケーションをWindows95から 起動する場合は、以下のように起動してください。 1. Windows95上で、MS-DOSアプリケーションの実行ファイルのアイコ ンを選択し、メニューバーの「ファイル」内の「プロパティ」を 選択 2.「プログラム」内のバッチファイルの記述を削除し、「詳細設定」 を選択する。 3.「MS-DOS モード」のチェックボックスをチェックし、「新しいMS- DOSの設定を指定する」を選択する。 4.「設定」を選択する。 このとき、警告ウィンドウが表示された場合は、「はい」を選択 5. MS-DOS モードオプションの[EMSメモリ」、「マウス」のチェ ックボックスをチェックし、「OK」を選択する。 (他のチェックボックスは、チェックしない) 6. MS-DOS モード用の CONFIG.SYS ファイルの編集 以下の例に従って、ソケットサービス、カードサービスをロードで きるように追加してください。 DOS/Vマシンの例 : ~~~~~~~~~~~~~~~~~ ・・・ DeviceHigh=C:\WINDOWS\EMM386.Exe X=C000-C3FF ~~~~~~~~~~~(追加) DEVICE=C:\ICCARD\IBMDSS01.SYS (追加) DEVICE=C:\ICCARD\IBMDOSCS.SYS (追加) PC98シリーズ NECのカードサービス添付機種の例 : ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ DeviceHigh=C:\WINDOWS\EMM386.Exe /E=DC00-DFFF ~~~~~~~~~~~~(追加) DEVICEHIGH=A:\DOS\SSDRV.SYS (追加) DEVICEHIGH=A:\DOS\CS.EXE (追加) DEVICEHIGH=A:\DOS\CSALLOC.EXE A:\DOS\CSALLOC.INI (追加) DEVICEHIGH=A:\DOS\CARDID.EXE A:\DOS\CARDID.INI (追加) *PC98シリーズ NECのカードサービス添付機種の場合、事前にMS-DOS プロンプトからCONFIG.EXEを用いてI/Oポート(380-387 or 388-38F) の資源が設定されているか確認してください。設定されていない場 合は、PC98シリーズに添付の「PCカードサポートソフトウェアマニ ュアル」を参照して設定を行ってください。 上記の例の場合は、A:\DOS ディレクトリ内にあるCONFIG.EXEを使 用して設定してください。 PC98シリーズ PC9821Npより古い機種の例 : ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ DEVICEHIGH=A:\DOS\SSDRV.SYS (追加) DEVICEHIGH=A:\DOS\CARDSET.SYS (追加) 7. MS-DOS モード用の AUTOEXEC.BAT ファイルの編集を行う。 AUTOEXEC.BAT の先頭にサウンドカード PRO イネーブラを記述。 例: C:\SCPRO\SCPROENB.COM 8.「OK」を選択した後、再度「OK」を選択 (2) Windows95をインストールしている状態からMS-DOSアプリケーションを インストールする場合 1. Windows95上で、MS-DOSプロンプトのアイコンを選択し、メニュー バーの「ファイル」内の「プロパティ」を選択 MS-DOSプロンプトのアイコンを表示させるためには、、Windows95 のヘルプの「キーワード」画面で「MS-DOSウィンドウ プロパティの 変更」を参照してください。 2. (1)の2.から8.を行う。 3. MS-DOS上からMS-DOSアプリケーションのインストールを行う。 4.インストールしたアプリケーションに対して、(1)を行う。 ・Microsoft と MS-DOS(Operation System)は、米国マイクロソフト社の登録商標です。 ・Windowsは、米国マイクロソフト社の登録商標です。 ・Ad-Libは、Ad Lib Inc. の登録商標です。 ・OPLは、ヤマハ株式会社の商標です。 ・その他、記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。